1人用アパートに2人で住んではダメですか?

一人用のアパートで暮らしている最中に、同棲相手が出来て、結果二人で暮らし始める、といった可能性もあると思います。

 

恋人ができたら同棲する、という方もいるでしょう。

 

そこで問題となってくるのが、一人用のアパートと契約している、といった事実です。

 

その物件を二人で住むことには問題はないのでしょうか。

 

一人用アパートに二人で住もうか悩んでいる、といった方には必見のテーマです。

 

 

■法律上、契約上の問題あり

 

・一人用のアパートは一人で住むことが前提

 

契約では、一人用のアパートなので、一人で住むことが前提となっています。

 

ですから、法律としても問題がありますし、契約としても問題があります。

 

しかし、そこまで厳しく取り締まられてしまうことはありません。

 

あくまで、法律上は問題があるけど、黙認されている部分もある、といった状態なのです。

 

 

・そもそも一定日数泊めるのはオッケー

 

たとえば、親が自部の家に来て泊まる、ということもあるでしょう。

 

それを大家さんが止める権利はありません。

 

親御さんが2日間や3日間泊まっていくのはオッケーなのに、同棲がダメ、とは急には判断できないわけです。

 

同棲日数も限定的な可能性があります。

 

ただ、一人用のアパートを二人で住むのはそれほど大きな問題にならないとしても、一定のルールが有ることは把握しておかなければなりません。

 

果たしてどのようなルールが有るのでしょうか。

 

確認してみましょう。

 

 

■一人用のアパートで同棲|その時に守らなければならないルール

 

・大家さんに話をつけておく

 

黙って二人で暮らし始めるのはルール違反です。

 

そもそも、契約では一人で暮らす、といったことになっているので、契約違反を告げられて、退去させられてしまう口実を与えてしまうことになります。

 

しかし、大家さんとしても出て行かれると家賃収入が減ってしまうことになるので、絶対に同棲を認めていないわけではありません。

 

そこで話をつけておく、ということが大事なのです。

 

同棲することが確実になった場合には、かならず話をつけて下さい。

 

「二人で暮らすことになります」と話をしておくのです。

 

大家側としては二人で暮らす場合には、一定の家賃の上乗せ、といった事を考えてきます。

 

ただし倍にする、ということはありません。

 

多くなっているのが、「家賃の3分の1の上乗せ」というものです。

 

もともとの家賃が10万円であれば30,000円程度上乗せしてくるわけです。

 

二人で働いている場合には、それほど大きな負担になることはないので、その程度の条件は飲み込みましょう。

 

大家さんとしても、家賃を上乗せしてくれるのであれば、一人用の物件であったとしても二人で住んで構わない、と態度を軟化させてくれるわけです。

 

そもそも、話さえしっかりと付けておけば、契約違反ではなくなります。

 

ビクビクして生活する必要はないのです。

 

 

・どのくらい一緒に生活していると二人で暮らしている、と判断されるのか?

 

1ヶ月が目安の一つです。

 

1ヶ月間その殆どを一緒に生活している、といった形跡が見られている場合には同居人と判断されます。

 

黙っていたとしても、大家さんが分から何らかのアクションがあるはずです。

 

そのアクションがある前に、必ず自分から大家さん側に話をして下さい。

 

前述したように基本的に家賃額のアップで対処してもらえるわけですが、信頼といった部分で問題を感じさせてしまうかもしれません。

 

今後も長く住んでいることになるのであれば、正直にそして早めにお話をすべきです。

 

 

・騒音問題には気をつけること

 

生活音が二人分出ることになります。

 

隣の部屋に暮らしている方や下の階に暮らしている方にとって、騒音が多くなる可能性があります。

 

ドアの開閉や、歩くときなどは騒音が出にくいように対処して下さい。

 

フローリングにマットを敷くだけでも音は軽減するものです。

 

ちょっとした対策で苦情が出にくいようにするだけでも、二人で暮らしていきやすくなります。

 

仮に、二人暮らしの届けをしていない間に、他の住居人からマンション管理会社に苦情が入ると大きな問題に発展してしまう可能性もあります。

 

騒音が出ているだけでなく、届けもせずに二人で生活していた、となると契約解除の恐れも出てきてしまうのです。

 

 

・大家さんが拒否してくる可能性あり

 

物件の大きさなども考えて、二人暮らしに不向きとなった場合には、大家さん側が拒否してくることも考えられます。

 

一人暮らし限定で貸し出している、といったこともあるので、その場合は二人暮らしはダメ、とされてしまうことも考えられるのです。

 

上記の場合には、その物件に二人で住むことは出来ません。

 

他に物件を探す、といったことが必要になってくるのです。

 

しかし、すぐに出て行け、とされてしまうことはありません。

 

前述したように1ヶ月程度であればまだ同居人と決められないケースがあるわけです。

 

その間に新しい物件を探したり、二人で話しあったりなどして今後のことを決めるべきです。