日本食を持ち運ぶにはどうすればよいか。

海外への引っ越しを考えている場合に、やはり日本食を海外でも食べたい、と思うわけです。

 

そこで食事を持ち込もうと思うわけですが、国によっては食べ物の持込みが厳しい国もあるので注意しなければなりません。

 

こちらでは、海外への持ち込みが禁止される食べ物にはどういったものがあるのか、といった事を記載します。

 

さらに、どうしても日本食を食べたい時にはどうしたらいいのか、といったことについても併せてお話しますね。

 

 

■日本食の持ち込みと禁止について

 

・入国カードにしっかりと記載すること

 

入国カードには「食品を持っているかどうか」のチェック項目があります。

 

そこにあまり深く考えずに「NO」をチェックすると大変なことになってしまうのです。

 

仮に、荷物の中に食品があった場合には、検査官に厳しく叱責をされてしまいます。

 

さらに持ち込んでいた食品は全て没収されてしまうのです。

 

日本食を持ち込めるかどうかは別にして、まずは食品を持ち込んでいることを正直に申告しなければなりません。

 

深く考えずに「NO」をチェックする、といったことだけは辞めて下さい。

 

 

【特に農業国は厳しい】

 

オーストラリアやニュージーランドといったオセアニアの各国は農業国でもあります。

 

しかも固有の生態系があるので、海外からの持ち込みには非常に敏感、との特徴があります。

 

検疫検査が厳しめに行われるケースが多くなっているので、食品だけでなく、動植物の持ち込みにも厳しい対応をしてくるのです。

 

国によって持ち込みの厳しさが変わってくるのですが、事前にその国々に持ち込んで良い食品と持ち込んではいけない食品、といったものはしっかりと把握しておく必要があります。

 

 

■各国の持ち込み禁止食品リスト

 

【イギリスの場合】
・EU各国以外の肉や乳製品の持ち込みは禁止
・魚介類やはちみつに関してはそのものによって対応が異なることも
・条件によっては乳児用粉ミルク、ベビーフードや特別食品も禁止

 

イギリスですが、EU各国からの食品お持ち込みに関しては比較的緩いです。

 

しかし、日本からの持ち込みとなると禁止されているので、肉や乳製品は持ち込まないで下さい。

 

※2016年6月にEU離脱の国民投票が過半数となったので、今後EU各国の食品の持ち込みにも問題が出てくる可能性があります。

 

乳児用粉ミルク、ベビーフードや特別食品に関しては、少量であれば問題なし、とされているケースが多くなっています。

 

一方で、未開封であること、商標付きパッケージで包装されていること、開封前の冷凍保存を必要としないこと、といった条件がついてきます。

 

【アメリカの場合】

 

・生の果物
・牛肉及び牛肉加工食品(エキス入りを含む)
・鶏肉及び鶏肉加工食品(エキス入りを含む)

 

アメリカの場合は、生の果物の持ち込みは禁止とされています。

 

たとえば、機内食で出された果物を期外に持ちだそうとした場合も止められてしまうのです。

 

アメリカはかなり厳しく判断してくるので注意しなければなりません。

 

日本からの牛肉や鶏肉、さらにそれらのエキスが入っているものもアメリカには持ち込めません。

 

日本はBSE(狂牛病)の発生地域であり、鳥インフルエンザの発生地域でもあるので、持ち込みは不可とされているのです。

 

狂牛病も鳥インフルエンザも一時的なものと判断され、しばらく発生が確認されなければ、今後は解除される可能性があります。

 

事前に確認したうえで持ち込むかを判断して下さい。

 

【オーストラリアの場合】

 

・乳製品、卵製品、卵
・肉及び肉製品
・種やナッツ
・生の果物や野菜
・サケ、マス製品(缶詰のサケは持ち込み可能)

 

オーストラリアでは卵そのものや乾燥して粒上になった卵、沙汰に材料に卵を一分使った製品の持ち込みも禁止されています。

 

卵から何らかの生物が孵ってしまい、生態系が崩れてしまう、といった事を問題視しているのです。

 

ちなみに同伴乳幼児のための粉ミルク、さらにニュージーランド産乳製品は持ち込み可能としています。

 

ナッツに関してはローストされているか、それともされていないかによって判断が分かれています。

 

ローストされているものであれば、持ち込み可能です。

 

ローストされていない生のピーナッツや栗、そしてポップコーンなどは持ち込み不可とされています。

 

 

■日本食を食べたいなら日系スーパーで手に入れよう

 

・持ち込むよりも現地購入がおすすめ

 

持ち込みには限度もあります。

 

暮らしていく分だけの食材を運べるわけではありません。

 

どのみち、現地で手に入れなければならないのです。

 

ある程度日本人が住んでいる地域であれば、日系スーパーがあります。

 

日系スーパーであれば日本で販売されているものが手に入るのです。

 

食品を海外に持ち込もうとすると手続きにも時間がかかってしまいます。

 

関税で色々説明しなければならない状況に陥ってしまうかもしれません。

 

しかし、日系スーパーであれば、買い物に行くだけです。

 

どうしても海外でも日本食を食べたい方は、住まいの近くに日系スーパーがないかを確認しましょう。